環境キャラバン隊が「春季キャラバン」を実施しました

環境キャラバン隊が「春季キャラバン」を実施しました
環境キャラバン隊は2月20日(水)から28日(木)の期間中、小田原市立桜井小学校、平塚市立みずほ小学校、秦野市立末広小学校、秦 野市立堀川小学校(以上神奈川県)、本学付属小学校(静岡県)の5校を訪問し、計379人の児童を対象に環境啓発活動「春季キャラバン」を実施しました。

本企画は、「環境教室」を通して身近なエコを学び、日常生活のなかで生かしてもらうことを目的としたものです。環境劇「エコレンジャー」と、体験授業として「環境かるた」「手回し発電」使用済みてんぷら油で走るエコバス「天ちゃん号」を利用した燃料の説明を行ないました。

環境劇「エコレンジャー」では、5人のエコレンジャーの活躍をとおして「水資源・食糧問題・燃料・3R・節電・生態系」について学びました。

「手回し発電」の体験授業では豆電球とLEDの発電の違いを体験してもらい、子どもたちは実験をしながら「豆電球全然つかない!」「LEDはすぐつくね!」「家の灯りLEDだよ」と楽しみながら学んでいる様子でした。

2012年度の夏季キャラバンから導入した「環境かるた」をより子どもたちに楽しんでもらえるよう改良し、各小学校の先生方から高い評価をいただいたほか、参加児童にも大変好評で、アンケートでも「一番楽しかった」と答えた児童が多くいました。

エコバス「天ちゃん号」については、バスの燃料であるバイオ・ディーゼル・フューエルとストレート・ベジタブル・オイルについて解説し、ゴミとして廃棄されるものを再利用していることなどを紹介しました。

今 季キャラバンの実施にあたっては、あらかじめ各小学校を下見した上で児童の環境に対する知識の度合いや学校で行っている環境教育についても情報の提供を受 けるなどし、「環境教室」の内容向上を図りました。児童と一緒に参加していた各小学校の先生方は、劇や体験授業に大変積極的な児童の姿を目にして、「子ど もの目線で進行していてよかった」「子どもたちはエコレンジャーに興味津々でした」「学年の教育段階に合った内容になっていた」と感想を話されていまし た。プロジェクトメンバーはこれまでの経験から「環境教室」の内容を今後の実施に向けてより良いものにしていきたいと話しています。

環境キャラバン隊が「春季キャラバン」を実施しました
環境キャラバン隊が「春季キャラバン」を実施しました
環境キャラバン隊が「春季キャラバン」を実施しました