「第10回チャレンジセンターセミナー」を開催しました

チャレンジセンターでは2月5日(火)に湘南校舎で、「第10回 チャレンジセンターセミナー」を開催しました。これは、社会に出るにあたって必要な心構えを学生たちに考えてもらうことを目的とした催しです。今回はチャ レンジセンターの大塚滋所長(法学部教授)が、「人を集わせる集い力を!~チャレンジセンター所長を7年間勤めて~」をテーマに講演。当日は湘南をはじめ 9つの校舎をテレビ会議システムで結び、全国で116名の学生らが参加しました。

講演に先立ち本センター次長の崔一英教授が、「2006 年にチャレンジセンターが開設して以来、所長を務めてこられた大塚先生が、今年3月に所長を退くことになりました。本日のセミナーでは、7年間におよぶセ ンターとの歩みを振り返ってもらいつつ、集い力・挑み力・成し遂げ力とは何かを語ってもらいます。今日の話を、皆さんのこれからの活動と人生に生かしてく ださい」とあいさつしました。

その後に登壇した大塚所長は、「本日はセンターの所長というよりは、むしろ大塚滋という一人の人間として学 生の皆さんにお話ししたい」と述べた上で、2006年4月にセンターの所長に就任するまでの経緯を披露。「集い力とは”集う力”ではなく、”人を集わせる 力”です。チャレンジプロジェクトの認定条件として学生の参加人数が50人以上であることを掲げていますが、50人もの大所帯を束ねるのはとても難しいこ とです。仲間の中には、途中でサボる人、辞める人もいるとは思います。ですがそれを一方的に非難するのではなく、『一緒にやろう』と何度でも声をかけ、仲 間になってもらうことを諦めない努力が必要です。その過程で得た経験を、将来の財産にしてほしい」と語りました。最後に、「札幌農学校で教鞭をとったク ラーク博士の『青年よ大志を抱け』という有名な言葉がありますが、私も皆さんに同じ言葉を贈ります。チャレンジセンターのキャッチフレーズでもある”でか ちゃれ”を、これからもぜひ実行していってください」と呼びかけました。

第10回チャレンジセンターセミナーを開催しました