Beijo Me Ligaが「第4回ブラジル日本教育フォーラム」に参加しました

Beijo Me Ligaが5月4・5日に希望ヶ丘文化公園・青年の城(滋賀県蒲生郡竜王町)にて開催された「第4回ブラジル日本教育フォーラム」に初めて参加しました。このイベントはブラジル日本教育フォーラム2015実行委員会が主催しているもので、”日本に住むブラジルの子ども達への教育”をテーマに、ディスカッションや在日ブラジル人の子ども達約30名を招いてアクティビティを実施。本プロジェクトは今回が初めての参加となりました。

初日のアクティビティでは使用済みの牛乳パックやトイレットペーパの芯、折り紙などを使って『子ども達が理想とする街』を表現しました。子ども達の自由な発想によって、花や木が生い茂る街並みや、多くの魚が泳ぐ澄んだ海を作りました。メンバーと子ども達は簡単な日本語でコミュニケーションを取りながら制作にあたる他、保護者の方々に、ポルトガル語の簡単な挨拶やブラジル料理の名前など教えてもらう一面もありました。

2日目は、異文化交流の一環としてブラジル国技のカポエイラ(※)や、日本の伝統楽器の和太鼓を鑑賞しました。カポエイラに初めて触れるメンバーも多く、少しずつ体を動かすことでブラジルの文化を体感しました。和太鼓はその響き渡る音に驚き、思わず耳を塞いでしまう子どももいましたが、実際に太鼓を叩いて日本の音楽を楽しみました。

ブラジル日本教育フォーラム実行委員会の方からは「在日外国人の私達だけでなく、日本人のみんながこのフォーラムに参加し、私達の教育について関心をもってくれていることが嬉しい」といった感想を頂きました。

プロジェクトリーダーの瀧本健さん(工学部動力機械工学科2年次生)は「これまでは神奈川県厚木市のアクアレラをはじめとする、関東圏でのブラジル人学校でしか交流が出来ていませんでした。フォーラムでは、関西地区のブラジル人学校や大学のプロジェクトとの交流があり、今回得たつながりを活用した企画を実施したい」と語りました。

※カポエイラ ・・・楽器の伴奏に合わせて足技などを披露するスポーツ

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