あにまるれすきゅープロジェクトが大津町立美咲野小学校を訪問しました

あにまるれすきゅープロジェクトが7月15日に大津町立美咲野小学校(熊本県菊池郡大津町)を初めて訪問しました。毎年近隣の小学校を訪問しており、今回は5年生105名に対して出前授業を実施。”殺処分される犬や猫を一匹でも多く救う”ことを目的に、子ども達へ保健所での殺処分の現状、迷子札の重要性、命の大切さを伝えようとクイズや紙芝居を行いました。

はじめに、野良や迷子の犬・猫は保健所に連れていかれ、新しい飼い主が見つからない場合、殺処分されてしまう現実を伝えました。中には、保健所の存在を初めて知る児童もおり、真剣な表情でプロジェクトメンバーの話を聞いていました。

メンバーは、ペットが迷子になった時に、飼い主と再会するための『迷子札』を紹介。これはペットにとって”命のお守り”であると説明し、より理解を深めてもらうため、迷子札についての紙芝居を披露。さらに、プラ板を用いて実際に迷子札を作成しました。

ほかにも、犬や猫について楽しく学べるよう○×クイズを実施。たまねぎなど人間が食べて平気なものでも、犬や猫にとっては身体に悪いものもあることや、野良猫へむやみに餌をあげてしまうと、さらに野良猫が繁殖。結果として、保健所で殺処分される数が増えてしまうことなどを教えました。

参加した小学生からは「クイズや迷子札作りが楽しかった」「自分の犬にも迷子札を付けようと思った」「迷子札を初めて知った」「命(ペット)をこれから大切にして行きたい」などの感想がありました。

プロジェクトメンバーの高尾久美子さん(農学部応用動物科学科3年次生)は「今回の○×クイズを通して、正しい情報を伝えることの大切さを知りました。子ども達の間違った認識を1つひとつ正し、現状を丁寧に伝えることで、それが命を守ることに繋がっていくと思います。小学校の先生方からもサポートを頂き、円滑に授業を行うことが出来ました。私達も子ども達に対する伝え方、接し方を学びました。」と語りました。

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