ライトパワープロジェクトが「2015年度ものつくり教室」を開催しました

ライトパワープロジェクトが8月23日に湘南キャンパスで「2015年度ものつくり教室」を開催しました。2010年度より毎年開催し今回で6回目を迎える本企画は、手作り飛行機の工作を通して子ども達にものつくりの楽しさを知ってもらうことを目的とするもので、キャンパス周辺の秦野市立広畑小学校、秦野市立大根小学校、秦野市立鶴巻小学校、平塚市立みずほ小学校の児童、94名が参加しました。

はじめに、プロジェクトアドバイザーの福田紘大准教授(工学部航空宇宙学科)より「皆さんの周りにいるお兄さん、お姉さんは、人が乗れる飛行機を作っています。気になることは何でも聞いてみましょう」と、プロジェクトを紹介。子ども達はメンバーや保護者の方と一緒に飛行機づくりに励みました。

今回、プロジェクトメンバーは子どもが何度でも飛ばして遊べるよう、飛行機を飛ばしやすく、丈夫するための改良をキットに施しました。出来上がった飛行機をグラウンドで一斉に飛ばしてみると、例年よりも上手に飛ばせる子が多く、笑顔で楽しんでいました。

参加した児童からは「すごく分かりやすい説明で、やさしく教えてくれた」「グライダーが思った以上に飛んで良かった」といった感想や、保護者の方々からは「子どもが飛行機の制作から飛ばすまでずっと楽しそうにしていた」「子どもと普段より親密な時間を過ごせた」「大学の取り組みを知ることが出来て良かった」など、お褒めの言葉をいただきました。アンケートでは、子ども、保護者共に毎年本企画を楽しみにしている方や、来年の開催も望む声が多くありました。

プロジェクトメンバーの牟田(むた)神東(がみひがし) 陽奈(はるな)さん(工学部生命化学科1年次生)は「準備において、子どもの目線でワークショップの内容を考えることが想像以上に難しかったです。先輩からも沢山のアドバイスを頂いたことで、本番では子ども達の喜ぶ顔を見ることが出来、達成感と同時に安堵の気持ちでいっぱいになりました。この学びを活かし、来年はより良いものになるよう引継ぎをしっかり行いたい」と語りました。

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