3.11生活復興支援プロジェクトが「電子工作教室」を開催しました

3.11生活復興支援プロジェクトが8月8日、泊区公民館(岩手県大船渡市)で毎年恒例の電子工作教室を開催しました。津波の被害で遊びや集いの場が無くなった子ども達に、震災前と同様に交流し合える機会を設けようと、本プロジェクトが2011年よりマイクロコンピューターを使った工作教室を企画。今年度はユニークプロジェクトのきらきら実験教室との共催で、地元の小学生とその保護者ら20名以上が参加しました。

参加した児童らは、きらきら実験室の学生が準備した工作キットをハンダづけし、電子ピアノや、LEDを使った○×ゲーム、ルーレットといった3種の工作キットから好きなものを選び、作りました。さらに今回、3.11生活復興支援プロジェクトの企画を通じて住民同士の結びつきをさらに深めたい という思いを込め、手型アートづくりも実施。参加者全員で「結」の文字が浮かび上がる作品を完成させ、公民館に飾りました。

参加した児童からは、「昨年も参加しましたが、今年は違った内容でとてもおもしろかったです。友達もできてよかった」と笑顔で話していました。プロジェクトメンバーの滝澤慶幸(政治経済学部政治学科2年次生)さんは、「時間をかけて念入りに準備したかいもあり、皆さんに喜んでいただけました。今後もこの教室を続けて少しでも地域に貢献したい」と語りました。

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