チャレンジプロジェクトとユニークプロジェクトの3団体が「ドリームサイエンス2015 in Shimizu」に参加しました

湘南キャンパスで活動するライトパワープロジェクトとサイエンスコミュニケーター、清水キャンパスで活動するユニークプロジェクトのワンダフル・マリンアニマルズが9月19日、付属静岡翔洋高校(静岡県静岡市)で開催された「ドリームサイエンス2015 in Shimizu」に参加しました。この催しは、地域の子ども達に理科の魅力を伝えようと2012年から毎年実施されており、期間中は工学部や海洋学部、地元企業、自治体などが65のブースを出展。過去最多となる3,850人が来場しました。

ライトパワープロジェクトは、ソーラーカー『2013年型Tokai Challenger』の展示と走行実験を披露。市民らは、「ソーラーカーはもっとゆっくり走ると思っていました。100キロ以上のスピードが出ると聞き、驚いています。音も静かで環境にも優しいので将来実用化してもらいたい」と話していました。説明役を務めた二川悠汰さん(工学部精密工学科3年次生)は、「私達の日頃の活動を見てもらうことで、子ども達にものつくりに興味を持ってもらい、将来の技術開発の担い手になってくれたらうれしい。見学してくれた方の驚いた顔や笑顔は、私たちが成長していく糧にもなります」と話していました。

サイエンスコミュニケーターは、マシュマロやユリの花びらなどの身近なものを真空状態に置いたときの変化を観察する実験を行いました。廣瀬貴也さんは(工学部応用化学科3年次生)は、「多くの子ども達にとって真空を耳にしたことはあっても、現象を理解していないことが多いです。子ども達は話を聞くだけでなく、私たちも思いつかない発想力で質問をしてくれるので、勉強になることも多いです」と話していました。

ワンダフル・マリンアニマルズは海の魅力を伝えようと、クマノミや深海ザメのラブカ、ウミガメなどのロボットを披露。生物の違いや特徴を分かりやすく来場者に伝えました。子ども達はリアリティのある動きに歓声を上げ、「触った感触も本物みたいでした」と話していました。岡田育磨さん(海洋学部水産学科4年次生)は、「子どものキラキラした目を見るとぼくらも元気がもらえます。この機会をきっかけに海に少しでも興味を持ってくれれば嬉しいですね」と話していました。

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