ライトパワープロジェクトと東海大学学生ロケットプロジェクトが「平工祭」に出展しました

ライトパワープロジェクト・ソーラーカーチームと東海大学学生ロケットプロジェクトが10月31日に神奈川県立平塚工科高等学校(神奈川県平塚市)で開催された「平工祭」に出展しました。同校は、部活動の一環でソーラーカーの製作を行っており、卒業生がライトパワープロジェクトのメンバーになるなど、年々交流を深めています。昨年に引き続き、チャレンジセンターからは2プロジェクトが出展。当日は約30名がブースを訪れました。

ライトパワープロジェクトは、先日行われたソーラーカー世界大会「ブリヂストン・ソーラー・チャレンジ2015」での3位入賞をはじめ、オーストラリアの砂漠を走行することなど、現地で撮影した映像を用いて来場者に説明しました。ほかにも、『2013年度型Tokai Challenger』の実物の車体を展示し、ブースを見に来た子ども達に対し、運転席に座らせるなどソーラーカーを身近に体感してもらいました。

東海大学学生ロケットプロジェクトは、2013年3月に北海道大樹町で打ち上げた『H-29号機』を紹介。どういった仕組みでロケットが飛ぶのか来場者が理解しやすいように、ロケットの外枠を外し、内部が見える展示をしました。

生徒からは「ソーラーカーの専門的な話が聞けてよかった」「ロケットの部品がどのように搭載されているか分かった」といった感想をいただきました。来場された一般の方々からは「これからも頑張ってください」と応援の言葉をいただきました。

ライトパワープロジェクトの山下奈由実さん(文学部広報メディア学科2年次生)は「小さなお子さんから、ご年配の方まで広い層に、本プロジェクトのソーラーカーを知っていただく機会になりました。人それぞれ、知りたい内容は異なるので、どんな方にも分かりやすく興味が持てる説明が出来るように、メンバーもソーラーカーに対する知識をより深めていきたいと思いました」と語りました。

東海大学学生ロケットプロジェクトの岸里大輝さん(航空宇宙学科航空宇宙学専攻3年次生)は「ロケットの内部が見えるように工夫したことで、部品への質問を多くいただくなど、来場者の方々により興味を持っていただけたと思います。これからの展示に活かしていきたい」と語りました。

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