3.11生活復興支援プロジェクトが結っ小屋ウッドデッキの机と椅子を制作しました

3.11生活復興支援プロジェクトが11月7日、震災復興の拠点となるよう建設し本年4月に移築した結っ小屋(岩手県大船渡市)のウッドデッキに、地域住民の方々にとって気軽に交流が出来る憩いの場になることを目的とし、新たに制作した机と椅子(大人なら最大6名、子どもであれば8名が利用可)を3セット設置しました。メンバーは、作成にあたり木材とネジのみを使用したシンプルで飽きのこないデザイン性にこだわりました。

翌日の8日、同施設にて泊区復興まちづくり委員会が主催する「泊・食まつり」が開催され、地域住民の方々54名が来場。前日設置した机と椅子を地域の皆様にお披露目することが出来ました。本イベントでは、結っ小屋の建設に携わったアーバン・デザイン研究所と、東北復興まちづくりに関し研究を行っている芝浦工業大学 作山研究室が、野外で交流しながら調理などを楽しめるように制作した釜で焼き上げた地元産カボチャやホヤ入りピザを、参加者全員で出来立てを味わいました。結っ小屋内では、参加者が東日本大震災での写真を真剣に眺める姿がありました。

地域の方々からは「こういった交流の場を企画してくれることは非常に嬉しい」と感想をいただきました。

プロジェクトメンバーの住吉優弥さん(工学部建築学科2年次生)は「本イベントへ、他県や海外からお越しいただいた方もおり、結っ小屋が沢山の方の支えにより、人々の集いの場になってきていると実感しました。これからも、皆さんとの結びつきを強め、泊地区を盛り上げたい」と語りました。

結っ小屋の記事はこちら

https://www.u-tokai.ac.jp/effort/activity/challenge/news/detail/311.html

ウッドデッキ完成の記事はこちら

https://www.u-tokai.ac.jp/effort/activity/challenge/news/detail/311_3.html

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