Takanawa共育プロジェクトが「高輪まつり2015~防災・減災を考える交流会~」を地域の商店街と共に初開催しました

Takanawa共育プロジェクトが11月22日、高輪キャンパスで「高輪まつり2015~防災・減災を考える交流会~」を、地域の商店街(メリーロード高輪、高輪台商店会、高輪泉岳寺前商店会)と共に初開催しました。本イベントは、地域の方々が緊急時・災害時における意識を高めることを目的にしており、災害時の避難所に指定されている本キャンパスに地域の方々490名が来場しました。

本学情報理工学部の内田理(おさむ)准教授によるツイッターを活用した災害情報投稿システムについての講演をはじめ、高輪消防署二本榎出張所提供の災害への備えを呼びかけるビデオの上映、気仙沼市で水揚げされたマグロの解体ショーと、お寿司の販売をしました。同時に寄付を集め、本プロジェクトが復興支援のため毎年訪問を行っている宮城県気仙沼市に15万円、今年4月に発生したネパール大地震へ3万円を送りました。

ほかにも、地域商店による出店、湘南キャンパスで活躍するサイエンスコミュニケーターの真空実験ショー、港区国際交流協会の外国人スタッフによる英語紙芝居、港区立高輪子ども中高生プラザのミニ工作コーナー、本学医学部付属東京病院および港区高輪地区高齢者相談センターの出張健康診断なども行われ、会場は賑わいを見せました。

来場者からは「こういったイベントや避難訓練など、この地域に住む多くの人に知ってもらいたい」「この機会にキャンパスツアーのようなものがあれば参加したい」などの意見が挙がりました。

プロジェクトメンバーの森本実沙さん(情報通信学部組込みソフトウェア工学科2年次生)は「町内会や商店街への声かけから始まり、出店の企画や設営、そして防災減災に関するイベントなど、集客するにはどのような企画を立案すればよいか、地域の方々と共に考える良い機会となりました。これからも本学が地域の方々にとって集いの場になるようなイベントを企画していきたい」と語りました。

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