病院ボランティアプロジェクトが「第16回院内コンサート」を開催しました

病院ボランティアプロジェクトが12月17日、本学医学部付属病院(神奈川県伊勢原市)で「第16回院内コンサート」を開催し、患者とその家族ら92名が来場しました。本企画は、季節にちなんだコンサートを通じて入院されている患者の気分転換を目的に、同院と医学部付属大磯病院(神奈川県中郡大磯町)において本プロジェクトが定期的に開催しています。

メンバーはクリスマスの雰囲気を演出しようと、会場にクリスマスツリーやそりに乗ったサンタなどを

描いた紙を壁に装飾したり、サンタクロースの帽子を被り、来場者へ手作りのクリスマスカードを手渡しました。コンサートでは、本学学生による「アンサンブルサークル」と平塚市を拠点に活躍するゴスペル団体「GOSPEL(ゴスペル) CHOIR(クワイア) 1CUBE(ワンキューブ)」にご協力いただき、「きよしこの夜」(作詞/由木康介、作曲/フランツ・クサーヴァー・グルーバー)や「サンタが街にやってくる」(作詞/神戸孝夫 作曲/フレッド・クーツ)などのクリスマスソングを披露。最後に「上を向いて歩こう」(作詞/永六輔、作曲/中村八大)を会場にいる全員で合唱しました。

アンケートを実施したところ、来場者からは「私もクラシックギターの合奏団に入っているので、退院したら出演者として参加したい」「素敵なコンサートで、明日の手術を忘れてしまうひとときでした」「一足早いクリスマスをありがとう」などコンサートを喜ぶ声を多くいただき、来場者の約98%から「とても良かった」「良かった」という評価をいただきました。

プロジェクトメンバーの岩本直紀さん(工学部精密工学科1年次生)は「アンケートでは、良い評価をして下さった方が多く、皆さまの励みになったことを嬉しく思います。様々な課題や反省点など、たくさんのご意見もいただきましたので、次回の活動に活かしていきたい」と語りました。

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