ライトパワープロジェクト・ソーラーカーチームが「エコプロダクツ2015」でトークショーを実施しました

ライトパワープロジェクト・ソーラーカーチームが12月10日から12日にかけて、東京ビックサイト(東京都江東区)で開催された「エコプロダクツ2015」に出展しました。本イベントは、産業環境管理協会、日本経済新聞社が主催となり、産官学が一体となって環境問題の解決に貢献することを目的に毎年開催されています。

本プロジェクトは、株式会社ブリヂストンより依頼を受け、同社ブースにプロジェクトアドバイザーの木村英樹教授とプロジェクトメンバー3名が登壇。昨年10月に3位入賞を果たしたソーラーカーレース世界大会「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ2015」のチャレンジャークラスへの挑戦について、トークショーが行われました。

はじめに、木村教授が同社主催のソーラーカー世界大会「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ」の歴史や、これまでの本学におけるソーラーカー開発について紹介。続いて、チームリーダーを務めた大塚隆司さん(工学研究科航空宇宙専攻1年次生)が「大会中、ソーラーカーを8台のサポートカーで護衛します。2013年大会では、滞在のための資材を運ぶトラックドライバーでしたが、今回は指令車に乗って、チームの全工程の把握や、メンバーのモチベーションの維持など様々なことに気を配りながら、チームを引っ張っていくことがとても大変でした」と語りました。

ほかにも、ドライバーの高柳光希さん(工学部精密工学科3年次生)は「炎天下のオーストラリアの大地での運転は、車内がとても暑くなります。優勝を目指す一方で、事故が起きないよう、こまめな水分補給などの体調管理が求められました」と語り、設計を担当した和田拓馬さん(工学部動力機械工学科3年次生)は「責任を持ってマシン整備をしました。機械にミスがないように徹底した確認を心掛け、レースに臨みました」とコメントしました。

トークショーには、一般の来場者30名ほどが訪れ、メンバーの言葉に耳を傾けていました。

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