プロジェクトメンバーを対象にした「第3回広報講習会~プレゼンテーションする力~」を実施しました

12月19日に、チャレンジプロジェクトの広報リーダーをはじめとするプロジェクトメンバーを対象に、本センター主催の「第3回広報講習会~プレゼンテーションする力~」を湘南キャンパス14号館で開催しました。広報リーダーは活動において第三者への情報発信を担っており、本講習はプロジェクト広報の重要性を再確認することを目的に、10月に開催した情報発信講習会に引き続き実施し、当日は15プロジェクト34名のプロジェクトメンバーが参加しました。

講習会の前半は、本センター職員が講師となり「プレゼンテーション(プレゼン)とは、そもそもどんな意味かご存知ですか?」とプロジェクトメンバーに問いかけながら、”プレゼンはプレゼント。贈る相手を意識して言葉を紡ぐ””価値あるプレゼンは、聞き手の行動を変える力がある”ことを、TED(※)に登壇した株式会社植松電機の植松努氏の動画を例に解説しました。続いて、2007年にスティーブ・ジョブズ氏がiPhoneを始めて発表した際のプレゼンをもとに、聞き手に伝わりやすくするためのポイントを紹介しました。

後半は、グループに分かれ、ランダムで選ばれた各プロジェクトの代表者が、”所属プロジェクトがどのように社会の役に立っているか”をテーマに3分間プレゼンをしました。同じグループのメンバーからは「自分の体験に基づいて話せているので聞きやすかった」「はじめに、プロジェクトの目的が伝えられると分かりやすい」など自由な意見交換がされました。

最後に、相手の行動を変えるようなプレゼンをするための具体的な行動計画を立てるワークを実施。参加者それぞれが今後の目標を立てることが出来ました。

参加したプロジェクトメンバーからは「身振り手振りを使った表現やパワーポイントを綺麗にするといった見せ方以上に、自分達がどのようなことに価値をおいているのかが大切なのだと理解しました」「プレゼンテーションは自分だけが発信する、自己満足なものだと思っていました。聞き手のことを考えて発表することで、自分達の考え方や思いに共感し、行動してくれる人が増えると嬉しい」といった感想がありました。

TED・・・Technology Entertainment Designの略。「広める価値のあるアイデア」の精神のもと、学術・エンターテインメント・デザインなど、様々な分野の第一線で活躍する人物を講師として招き、定期的にカンファレンスを開催しているグループ。

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