4プロジェクトが付属相模高校中等部の生徒を対象とした理科体験授業を実施しました

Tokai Formula Club(TFC)、ライトパワープロジェクト、サイエンスコミュニケーター、ユニークプロジェクトの日食観測プロジェクトが3月1日、湘南キャンパスで付属相模高校中等部の2、3年生を対象に行われた理科体験授業を実施しました。この体験授業は、大学での授業や取り組みなどを知るため、付属相模高校中等部がキャンパスなどを変えながら毎年行っているものです。今年度は、本キャンパスで14の体験授業が開講され、チャレンジセンターの4プロジェクトのほか、理学部、情報理工学部、工学部の教員と学生がそれぞれの学部学科で取り組んでいる研究などについて紹介しました。

晴天に恵まれた当日、TFCは”フォーミュラーカーを見てみよう!”をテーマとして、ものつくり館前に開発した競技用のマシン2台を展示。メンバーが生徒にマシンが走るメカニズムやその特性を紹介した後、走行の様子を記録した映像の上映や、生徒にシートへ座ってもらい、実際の音や質感を肌で感じてもらいました。

“ソーラーカー・電気自動車の仕組み”をテーマに出展したライトパワープロジェクトは、12号館内に運び入れたソーラーカー2台を生徒に披露しました。2015年10月に出場したオーストラリアでのブリヂストン・ワールド・ソーラーチャレンジの動画を映しながら、ソーラーパネルが発電する仕組みや機体の性能を解説しました。「時速何kmで走れますか?」「曇ってしまったときは止まってしまいますか?」といった生徒からの質問にも、メンバーは丁寧に答えていました。

サイエンスコミュニケーターと日食観測プロジェクトは合同の授業を16号館で実施。 “太陽の満ち欠けとは・・・?!”のテーマを掲げ、部分日食がなぜ起こるのか、過去に観測した皆既日食や金環日食の写真や動画を示しながら解説しました。メンバーは「3月9日には、日本でも天気が良ければ部分日食が観測出来ます。ぜひ日食めがねを使い、自分の目で太陽と月と地球が重なる光景を見てください」と説明しました。

TFCの2016年度プロジェクトリーダー小川和輝さん(工学部動力機械工学科2年次生)は「日々の取り組みを紹介出来る貴重な機会で、生徒の皆さんにも楽しんでいただけたと思います。”私もこの活動に参加したい!”と、とても嬉しい感想も聞くことが出来て、本当によかった。今後もこうした取り組みには積極的に協力していきたい」と語りました。

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