サイエンスコミュニケーターが科学の祭典にブースを出展しました

サイエンスコミュニケーターが2月27日、札幌市南区民センターで開催された「’15青少年のための科学の祭典札幌冬の大会」(同実行委員会のサイエンス・スパークス主催)にブースを出展しました。この大会は、地域の子どもたちに科学の面白さを体験してもらおうと毎年行われているものです。今回は、本学の2015年度To-Collaboプログラム地域志向教育研究経費採択課題「科学コミュニケーション活動を通じた地域活性化プロジェクト」が特別協力としてイベントに携わり、会場には多くの家族連れが来場しました。

参加したプロジェクトメンバーの清水雅樹さん(工学部土木工学科3年次生)と松永岐彦(まつながたかひこ)さん(理学部化学科1年次生)は「くるくるステンドガラス」というテーマで、一定の方向にのみ光を通す偏光板を組み合わせ、光の見え方の変化を観察する実験を実施しました。企画責任者の清水さんは「この催しには2回目の参加でしたが、今年も多くの方々に足を運んでいただけてうれしかった。実験を見た子どもたちは、光の性質にとても興味をもっていて、1カ月以上をかけて準備をしてきた甲斐がありました」と語りました。

なお、イベントには札幌キャンパスにある生物学部が、空気砲を使った実験や人工イクラ作り体験などができるブースを出展したほか、本学教育研究所の滝川洋二教授(NPO法人ガリレオ工房理事長)による光や色の性質を探るサイエンスショーも行われました。

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