熊本地域プロデュースプロジェクトが「竹林ピクニック」を初開催しました

ピクニック7.jpg熊本地域プロデュースプロジェクトが3月27日に、熊本県御船町水越地区で「里山の春を楽しもう!東海大学生バスツアー!竹林ピクニック」を初開催しました。本イベントは”熊本市内の里山の魅力を発信する”ことを目的に、熊本キャンパス周辺地域の小学生と保護者17名を対象に実施しました。

当日は、地域の方々にもご協力いただきながら、竹水筒作りや竹林の散策をしました。散策では学生がガイドとなり、竹細工はアジア特有の文化であることや、食材から資材にまで多様な活用ができる竹は重要な資源であるということをクイズ形式で紹介。反対に、放置された竹林がもたらす環境への被害(※)も伝え、間伐整備をすることで暮らしやすい里山が形成されることを説明しました。その後、実際に間伐整備の見学や、筍掘りの体験もしました。

参加した小学生からは「クイズで説明してくれたので分かりやすかった」「竹水筒作りが楽しかった。また作りたい」「筍掘りも楽しかったが、竹水筒はずっと使えるので嬉しい」といった感想をいただきました。

プロジェクトメンバーの福田貴仁さん(経営学部観光ビジネス学科2年次生)は「私はイベントの準備段階ではリーダーのサポート、当日はガイドを務めましたが、参加者全員の引率など私一人では力足らずなことも多くありました。しかし、ほかのメンバーや地域の方々からのサポートにより、安全にイベントを実施することができました。何より小学生が夢中でイベントを楽しんでくれたことを嬉しく思います」と語りました。

※竹は繁殖力が強く、他の動植物のエリアまで侵食してしまうことや、畑の養分を吸ってしまうので間伐が必要です。間伐をすると、筍の収穫がしやすくなります。

ピクニック1.jpg

ピクニック2.jpg

ピクニック3.jpg

ピクニック4.jpg

ピクニック5.jpg

ピクニック6.jpg