TICCが「TICC Sports Festa」を行いました

東海大学チャレンジセンター・Tokai International Communication Club(TICC)が5月21日と10月22日に、湘南キャンパスにて「TICC Sports Festa」を開催しました。本企画は、2012年度より”本学に在籍する様々な国の留学生と日本人学生がスポーツを通して言葉の壁をこえた交流をする”ことを目的に毎年実施しています。

5月21日は高間原グラウンドで、スウェーデンやアメリカ、モンゴル、サウジアラビアなど9カ国から13名の留学生と、プロジェクトメンバーを含む日本人学生42名、総勢55名が参加し、じゃんけん列車や円陣バレーなど5種目を行いました。メンバーは、全員にイベントを楽しんでもらうため、参加者の多くが経験したことのないアルティメット(※)を競技に加えたり、各競技の前にジェスチャーを交えたルール説明やデモンストレーションを行いました。参加者は、チームごとに作戦を練り、お互いを応援しました。

10月22日は付属体育館で、韓国やタイ、スウェーデンなど5カ国から14名の留学生と、プロジェクトメンバーを含む日本人学生38名の総勢52名が参加し、チーム対抗で国旗や国歌を当てるクイズや、バレーボール、玉入れ、スボンに括り付けた紐を取り合う『しっぽ取り』などを行いました。特に、玉入れは留学生のほとんどが経験したことが無く、興味深そうに競技を楽しんでいました。

参加した留学生からは「とても楽しい!」「次回、開催する際にも声をかけてほしい」といった感想をいただきました。日本人学生からも「留学生の友達を作りたいと思っていた」「留学生と楽しく交流ができました」といった声がありました。

初めて本企画に参加したメンバーの山根悠太郎さん(教養学部人間環境学科社会環境課程1年次生)は「みんなで一緒にスポーツをすると、会話も弾み、以前からの知り合いのように打ち解けた話ができました。今回の経験を生かして、私も参加者同士が楽しめる企画を提案していきたい」とこれからのプロジェクト活動への意気込みを語りました。5月21日の企画を担当したメンバーの小林萌さん(観光学部観光学科2年次生)は「ほとんどの人が経験したことのないスポーツを取り入れたことで、全員が新鮮な気持ちでスポーツを楽しむことができました。会場では、国籍に関わらず参加者同士で交流する姿があり、日本人学生と留学生をつなぐ架け橋としての役割が果たせたと思います」と感想を述べました。10月22日の企画を担当したメンバーの大家雄太さん(工学部機械工学科2年次生)は「『Communication Lunch』など、ほかの企画を通してつながった留学生が多く参加してくれました。本プロジェクト以外の日本人学生も、SNSやポスターだけでなく、直接声かけを行ったことで、これまでよりも人数を増やすことができました。今回できたつながりを大切にしながら、今後も留学生と日本人学生の交流の手助けをしていきたい」と語りました。

※アルティメット・・・1960年代に考案されたニュースポーツで、バスケットボールとアメリカンフットボールを合わせた様な競技。フライングディスクを使用し、7人ずつ敵、味方に分かれて競う。フライングディスクを地面に落としてはならないなど独特のルールがある。

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