3.11生活復興支援プロジェクトが復興庁によるボランティア促進イベントに初参加しました

チャレンジセンターの3.11生活復興支援プロジェクトのメンバー3名が6月12日、3331 Arts Chiyoda(東京都千代田区)で開催された学生ボランティア促進キャンペーンイベント「今だからできること ~復興の先を見据えて~」に初めて参加しました。これは復興庁が、東北地方太平洋沖地震・東日本大震災からの復興を目標に活動する学生団体を集め、毎年実施している催しです。”被災地の情報を共有し、ボランティア活動のあり方について考える”ことを目的としており、規定の審査を通過した12大学、学生約30名が参加しました。

当日はまず、参加学生が2グループに分かれ、他大学の学生と復興庁の職員らに活動内容を報告。プロジェクトリーダーの武田宗一郎さん(工学部建築学科2年次生)が、「被災地で暮らす住民の方々の生活再建を支援する活動の一環として、地震や津波による甚大な被害を受けた宮城県石巻市の相川・小指地区に集会所を、岩手県大船渡市に復興の拠点として『結っ小屋』を建設しました。より多くの人々が集える場を、今後も充実させていきたい」と、資料を示しながら紹介しました。

続いて行われたワークショップでは、被災地の復興と地域活性化についておよそ2時間をかけて話し合い、これから取り組むべき課題と解決策をメンバー3名が発表しました。参加したメンバーからは、「他大学の地域交流を重視した活動について話を聞き、私たちもこれまで以上に地域との結びつきを充実させる取り組みが必要と感じました。また、活動場所が近い大学もあり、連携したイベントの実現について可能性を探ることもできました。従来の住環境の充実を通じた支援を継続するとともに、今回得た情報と学生同士のつながりを生かし、新たな取り組みにも積極的に挑戦していきたい」と語りました。

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