3.11生活復興支援プロジェクトが「第66回湘南ひらつか七夕まつり」に初参加しました

東海大学チャレンジセンター・3.11生活復興支援プロジェクトが7月9・10日にJR平塚駅北口商店街を中心とする神奈川県平塚市内全域で開催された「第66回湘南ひらつか七夕まつり」に初参加しました。本プロジェクトは、「平塚大門市」や「ひらつな祭」など、平塚市内のイベントに数多く出展しており、地域とのつながりから今回初めて本イベントに参加しました。当日は、平塚駅近くの見附台公園に『東北物産展』と『復興ステーション』のブースを構えました。初日は雨天に見舞われたものの、2日間で246名が本プロジェクトのブースに来場しました。

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東北物産展では、「萩の月」や「ままどおる」など、来場者がその場で食べられる東北6県の銘菓を、地元の製造会社より仕入れたままの価格で販売し、総額107,219円を売り上げました。復興ステーションでは、本プロジェクトが復興支援を続けている岩手県大船渡市泊地区より提供していただいた竹に七夕飾りを施し、来場者へ短冊に東日本大震災の被災地へメッセージをしたためてもらいました。来場者は、「1日でも早い復興を願っています」「これからも応援しています」と短冊に書いたり、販売した商品を見て「昔、東北に住んでいたので懐かしいです」と地元に思いをはせていました。そのほかにも、来場者からの「東北の復興は今どんな状況ですか?」といった質問に、プロジェクトメンバーは、パネルを用いながら、津波により分断されてしまった地域を例に、現在はプロジェクトで地域のコミュニティづくりの支援に力を入れていると説明しました。

プロジェクトメンバーの藤井勇樹さん(法学部法律学科2年次生)は「初日は雨の影響を受けましたが、多くの方々に、現在の復興について発信することができました。初めての試みとして、短冊も実施してみましたが、子どもからご年配の方まで参加していただけたことがとても嬉しく思いました。皆さんからいただいた温かなメッセージは、今後本プロジェクトが支援を続けている宮城県石巻市・岩手県大船渡市の皆さんに届けていきます」と語りました。

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