Takanawa共育プロジェクトが「2016年度春セメスター 桂坂の花植え・花配り」を実施しました

高輪キャンパスで活躍する東海大学チャレンジセンター・Takanawa共育プロジェクトが4月から7月(※)に、高輪キャンパスにほど近い坂道に面した桂坂花壇にて「桂坂の花植え・花配り」を実施しました。これは、地域の共有財産である道路・公園等の緑化活動や清掃等を行うことにより、愛着を持てる街にしようとボランティア団体の桂坂を花いっぱいにする会が主催するもので、月に1度のペースで開催されます。本プロジェクトは美しい街づくりへの貢献と、地域と学生との距離を縮めることを目的に、プロジェクト発足の2010年より協力しています。

高輪地域の保育園や小学校に通う園児・児童が、毎回100名ほどが参加しました。花植えでは、子どもたちがすぐに植えやすいように、プロジェクトメンバーは苗の準備や土が固い箇所を手伝いました。そのほかにも、事故の無いよう参加者全員に目を配り、路上に道具の忘れ物がないか確認したり、熱中症予防への配慮をしました。花を植えた花壇には色とりどりのガーベラやマリーゴールドが咲き誇り、参加者からは笑みがこぼれていました。花配りでは、メンバーが花壇に植えてからしばらくした花を回収し、リヤカーを引いて地域の方や小学校・保育園に配布しました。

参加した小学生からは「固くて掘れないところを手伝ってくれてありがとう」といった感想をいただきました。主催の桂坂を花いっぱいにする会の方からは「毎月参加してくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします」といった声をいただきました。

プロジェクトメンバーの崎山奨さん(情報通信学部情報システム工学科2年次生)は「当初、自分の中では『花を植えるだけの企画』と考えていましたが、実際に大勢の子どもたちと花植えをしてみると、安全への配慮をはじめ、常に周囲に気を配ることが必要であることが分かり、『自分がしっかりしなければ!』と、やる気を奮い立たせるきっかけとなりました。子どもたちも、私たちを頼りにしてくれてとても嬉しかったです。秋セメスターも子どもたちが楽しく花植えができるようにサポートしていきたい」と語りました。

※・・・花植え:4月20日、6月22日、7月13日、花配り:4月16日、6月19日、7月10日に実施

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