環境キャラバン隊が「2016年度夏季キャラバン」を実施しました

環境キャラバン隊が9月8日に、秦野市立広畑小学校(神奈川県秦野市)で「2016年度夏季キャラバン」を実施しました。本企画は、”身近にできるエコ”を目的に2006年より日本全国の小学校を訪問。今回で10回目を向かえ、当日は30名の小学4年生に”ゴミの分別”をテーマにした環境教室をプロジェクトメンバー5名で実施しました。

はじめに、メンバーが「『エコ(eco)』という言葉には、2つの意味があります。『環境に配慮されている(ecology)』と『経済(economy)』の2つの意味があります。私たちが豊かな生活を送るためには、環境に配慮することが大切です」と説明しました。続いて、「限りある資源を長く使うために、ゴミの分別やリサイクルを心掛けましょう」と参加者に伝えました。その後、おさらいとして『ごみの分別できるかなリレー』と題し、リサイクルマークを覚えるゲームを行いました。メンバーは、参加者にリサイクルの方法について覚えてもらうため2回ゲームを行い、2回目には参加者全員が正解することができました。

参加した小学生からは「さらにエコなことを知り実践したい」、「海外のごみについても知りたい」「リサイクルされる方法をもっと知りたい」「粉々になったガラス瓶は何にリサイクルされるの?」など積極的に質問や意見が飛び交いました。事後アンケートでは、参加者の97%が「とても分かりやすかった・分かりやすかった」「とても楽しかった・楽しかった」と回答しました。

教員の方からは「子どもたちも大変楽しみながら勉強ができていました。ありがとうございました」といったお言葉をいただきました。

プロジェクトメンバーの伊東玲奈さん(教養学部人間環境学科自然環境課程3年次生)は「これまで実施してきた中で、一番参加者が楽しそうに、そして積極的に学んでいたように感じました。今回の発見として、参加者から『分別したゴミを何曜日に出せば良いかわからない』『地域でポイ捨てされたゴミをどうしているのか』といった意見がありました。そこで、今後は”地域の取り組み”について焦点を当てた環境教室も実施してみたいと思います」と語りました。

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