Tokai International Communication Clubが「国際交流高校生のつどい2016」をサポートしました

東海大学チャレンジセンター・Tokai International Communication Clubが、10月1・2日に横浜市野島青少年研修センター(神奈川県横浜市)で開催された「国際交流高校生のつどい2016」をサポートしました。本イベントは、神奈川県高等学校国際教育研究協議会が主催となり、”神奈川県に住む高校生達が、留学生と交流をする場を提供し、野外活動やワークなどの交流を通して広く国際理解を深める”ことを目的に実施され、本プロジェクトはグループワークなどの企画・運営や、高校生と留学生の交流をサポートするタッフとして初めて依頼を受けました。

当日は、高校生68名、留学生24名、プロジェクトメンバー7名の総勢99名が参加。はじめに、ウォークラリーを実施し、出会って間もない高校生たちが振り分けられたグループメンバーと仲良くなれるように、メンバーはキャラクターの着ぐるみを身につけて公園内を歩き回るなど、その場を盛り上げながら参加者同士の交流を促しました。続いて、”地図作り”のグループワークを行いました。これは、「Library is between the fire department and the bank.(図書館は、消防署と銀行の間にあります)」など、手札に記載された建物の位置情報を、手札が見えないように相手に伝えるもので、英語だけで話す時間・日本語だけで話す時間をそれぞれ設けることで参加者は、言葉を一生懸命考えながら地図を完成させました。

翌日は、”理想の学校を考える”をテーマにグループワークを実施し、参加者から「クラス分けの定義を変え、学びたいことや同じ宗教、性別などで集まって学習したい」「大学みたいに時間割を自分で作りたい」などの意見が飛び交いました。メンバーは、うまく議論を進めることができていないグループに積極的に声をかけるなど、留学生とのコミュニケーションを活発化させるためファシリテーターを務めました。

「留学生との会話や、英語への意識が高い高校生と交流ができて良かったです(高校生)」「とても楽しかったです。次回イベントがあればぜひ呼んでください!(ベトナム人留学生)」といった声をいただきました。引率で参加された教員の方からは「楽しい雰囲気の中、交流しながら学べたことをお互いに理解し合うきっかけになったと思います」といった感想をいただきました。

本企画を担当し、2014年度プロジェクトリーダーを務めた新倉和矢さん(政治経済学部経営学科4年次生)は「プロジェクトとして初の試みとなったイベントで、自分たちで務まるのかという不安でいっぱいでしたが、異なる文化・ルーツをもった人々と意見を交換する難しさや楽しさ、大切さを高校生達に感じてもらうことを目指しながら企画に臨みました。高校生たちが真剣に議論をしていたり、時には、楽しそうに笑いながら留学生と会話したり、最後には別れを惜しみながら写真を撮り合う姿を見て、本企画をのサポートを手伝うことができて良かったと感じました」と語りました。

2015年度プロジェクトリーダーを務めた倉升克幸さん(工学部応用化学科3年次生)は「高校生が対象ということで、小中学生に向けた企画よりも、素早く・簡潔に説明することを心掛けました。参加者の反応を見ても、会話の順序が大切になることを改めて学びました。今回のワークは、高校生にとって少し難しい課題でしたが、私たちが積極的に声をかけ質問しやすい雰囲気にすることで、活発な意見交換の場になったと感じました」と語りました。

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