2016年度チャレンジプロジェクト最終報告会を開催しました

チャレンジセンターでは2月4日に、「2016年度チャレンジプロジェクト最終報告会」を開催しました。今年度採択された21プロジェクトの代表メンバーが、地域の方々や学生、教職員を対象に、昨年4月から現在まで全国各地で展開したものつくり、国際交流、社会貢献、環境、動植物保護、地域活性などさまざまな分野の活動から得た成果や学びについて報告するものです。湘南、代々木、高輪、熊本・阿蘇、清水、札幌の6キャンパスをTV会議システムでつなぎ、全体で約620名が来場しました。

各プロジェクトを代表するプレゼンテーターはそれぞれの活動について、スクリーンに写真やテキスト、図表を映しながら、「企画の段階でしっかりメンバー同士の意思疎通ができていれば、イベントを充実させられるだけでなく、広報活動もスムーズに行えることがわかりました。来年度も企画やテーマを共有しながら活動していきたい」「これまでは上級生が活動に追われて、下級生への指導が疎かになっていました。今年度は、下級生を対象にした勉強会を開催するなど指導の場を増やしたことで、4学年が一体となって活動できました」「多くの新聞やSNSで私たちの活動を取り上げていただき、やりがいを感じました」「活動中に問題点が見つかっても、後回しにする場面が多くありました。来年度は積極的に解決に向けて話しあうことを意識していきます」と報告。来場者らの、「今年から始めた活動はどういう経緯で開くことになったのですか?」「来年度の目標を達成するために、スケジュールは決めていますか?」「ものつくりに取り組む中で、製作スケジュールに遅れが出てしまったのはなぜですか?」といった質問に答えました。

プレゼンテーション終了後、審査員を務めた本学連合後援会の田畑日出男会長、本学同窓会東京ブロックの宮原孝夫会長、株式会社高見沢サイバネティックスの高見澤和夫氏、株式会社マイスターエンジニアリングの長安元和氏、株式会社アビストの柳澤宏美氏、本センターの木村英樹センター長(工学部教授)がメンバーの発表や活動内容を審査。特に高い評価を得たプロジェクトに贈られる「グッドプレゼンテーション賞」には、阿蘇援農コミュニティープロクジェクト、サイエンスコミュニケーター、病院ボランティアプロジェクトが選ばれ、木村センター長が代表者に賞状を授与しました。

その後、審査員がプロジェクトに対し「皆さんの発表を拝見して、どんなことにも真摯に向き合う東海大生のよさをあらためて感じました」、「社会に出てからも、チームで何かを成し遂げる機会はたくさんあります。皆さんの経験は必ず生きてくるので、これからも一生懸命頑張ってください」とエールを送りました。閉会にあたり木村センター長は、「発表のレベルも毎年上がり、グッドプレゼンテーション賞の選考は本当に難しかった。今回見つかった課題を見直し、来年はさらによいものになるよう努力を続けてほしい」と語りました。

saisyu201600.jpg

saisyu201601.jpg

saisyu201602.jpg

saisyu201603.jpg

saisyu201604.jpg

saisyu201605.jpg

saisyu201606.jpg