Tokai International Communication Clubが「第6回異文化理解ワークショップ~世界の国々をくらべてみよう~」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・Tokai International Communication Clubが、3月4日に秦野市立南公民館(神奈川県秦野市)で「第6回異文化理解ワークショップ~世界の国々をくらべてみよう~」を開催しました。近隣在住の親子を対象に、”さまざまな国の文化を比べてもらう中で、国際的視野を養ってもらおう”と初めて開催したもの。2020年に行われる東京オリンピックの開催が近づくことから、過去6大会の夏季・冬季五輪が開催されたイタリア、中国、カナダ、イギリス、ロシア、ブラジルの文化を紹介するブースを設置。18年に開催される平昌オリンピックにも着目し、参加者全員で韓国語のあいさつを覚えるゲームも楽しみました。

当日は児童28名と保護者19名が参加。各ブースではメンバーが文化や観光地などを紹介し、「イタリアでは、誕生日に年の数だけ年長者に耳たぶを引っ張られる」「ロシアでは手を振るとき、左右ではなく前後に動かす」といった豆知識も披露しました。各国伝統のお菓子も準備し、参加した児童は「食べた事がないお菓子ばかりだった。色んな味がしてびっくりした」といった感想を述べていました。

そのほかにも「世界は広いと思った」「外国に行ってみたい」「イタリアは食べ物のイメージしかなかったけど、海もきれいということがわかった」「また参加したい」といった声がありました。保護者の方々からは「なかなかこのような機会がないので積極的に参加していきたいです」「異文化知り、世界にたくさん友達を作り、尊重しあえば世界平和につながると思います」「偏ったイメージを植え付けない考え方がとてもいいと思います。お菓子のような、子供にわかりやすいもので食文化を伝える点もいいと思います」「前回参加して以来、子どもが国旗に興味を持つようになりました」といったお言葉をいただきました。

プロジェクトサブリーダーの浪川唯奈さん(文学部アジア文明学科2年次生)は「本プロジェクトでは、”各国の人々が異国の文化を理解し合う多文化共生社会の実現”を目指して活動しています。2014年度から5回にわたり、『世界の国々をのぞいてみよう』と題して、1カ国ごとに取り上げてきましたが、今回は企画を一新し、同時に多くの国々を比べてもらうことで、これまで以上に外国への興味を持ってもらうきっかけづくりができたと思います」と語りました。

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