3.11生活復興支援プロジェクトが「ひらつな祭」に出展しました

東海大学チャレンジセンター・3.11生活復興支援プロジェクトが、3月11日にJR平塚駅にほど近い、紅谷パールロード・街角広場(神奈川県平塚市)で開催された「ひらつな祭」(主催:ひらつな祭実行委員会、災害から未来(あす)を守る会)に、”東日本大震災から6年が経過する3月11日に、地域の方々に震災への意識を高めてほしい”という目的から被災地の復興の現状を伝える『復興ステーション』と、東北の名産品を販売する『東北物産展』を出展しました。

当日は、95名の市民が来場し、9名のプロジェクトメンバーがそれぞれのブースを担当しました。『復興ステーション』では、本プロジェクトが震災直後から支援を続けてきた宮城県石巻市の相川・小指地区と、岩手県大船渡市泊地区の住民の声や復興の様子を紹介するオリジナル番組『どんぐりチャンネル』を放映しました。

さらに、被災地の方々にインタビューした”震災当時に役に立ったこと”や”復興の現状”をまとめたパネルを展示し、来場者の方に自然災害への備えについて促しました。『東北物産展』では、三陸産のワカメや、仙台名物の油麩を、地元からメンバーが自腹で仕入れたままの価格で販売し17,000円を売り上げました。

来場者からは、「(どんぐりチャンネルを見て)学生が自分たちで撮影したの?すごいね」「東北に行ってみようかな」「まずは、高台へ逃げることが大切ですね」「平塚の人たちに防災に関してもっと知識を深めてもらいたい」といった感想をいただきました。主催の方からは、「学生さんが手伝ってくれて助かった」といったお言葉もいただきました。

プロジェクトメンバーの渡邉茉奈さんは(情報理工学部情報科学科1年次生)「パネルの制作する際に、どのような内容にすれば、防災の啓発につながるのかということを真剣に考えることができました。インタビューした内容をただ載せるのではなく、読み手の立場に立って考えることが必要だと学びました。また、来場者の方に興味を持ってもらえるよう、声かけをはじめとする積極的なコミュニケーションが大切だと感じました」

と語りました。

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