神奈川県・横浜シンポジアで７月15日に行われた「Global Women in Science and Technology」（主催：特定非営利活動法人日本女性技術者科学者ネットワーク、共催：横浜市）に、東海大学がブースを出展。東海大学チャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターの女子学生３名が参加しました。このイベントは、「International Network of Women Engineers and Scientists」（INWES）のメンバーであるアジア13カ国の代表者が、女性技術者、科学者について各国の状況、課題などについて報告、議論する国際会議と同時開催されるもので、毎年主催国を代えて行われています。
第７回となる今回は、未来の女性科学者・技術者を増加させるべく、関東に拠点を置く大学、研究機関、企業がブースを出展し、理系の研究や勉強を専門とする”リケジョ”（「理系女子」の略）がトークショーや各ブースでの相談会を通じて参加者に就職・進学に関する情報を提供するイベントとなりました。本学からは、プロジェクトメンバーのほかに工学部の学生と大学院工学研究科の大学院生計７名と研究推進部の職員がブースに立ちました。ブースでは、サイエンスコミュニケーターの活動をまとめた動画を流し、理系の学びを生かしたプロジェクト内容を紹介。９月２日（日）に湘南キャンパスで開催する「世界一行きたい科学広場in湘南2017summer」の告知も行いました。プロジェクトメンバー磯部愛莉さん（理学部化学科２年次生）は、「企業や研究所のブースでは、結婚、出産との両立や福利厚生など、女性目線の話題が多く新鮮でした。また、東海大のブースに来た高校生からは、『学部ではどんな勉強をしていますか？』『入試対策は何をしたらいいですか？』といった大学進学を踏まえた質問が多く、自分の経験も踏まえてアドバイスを送りました」と振り返りました。
