東海大学学生ロケットプロジェクトがハイブリッドロケット45号打ち上げ実験を行いました

東海大学チャレンジセンター・東海大学学生ロケットプロジェクトが、秋田県能代市で8月17日から22日まで開催された「能代宇宙イベント」に参加。ハイブリッドロケット45号機の打ち上げ実験を行いました。独自のロケット開発に取り組む本プロジェクトでは、長期目標として”宇宙空間へと到達するロケットの製作”を掲げています。現在はそのために必要な技術の基礎を築くべく、『最高到達点10km』を目指して日々活動しています。今回の実験は下級生への技術継承を目的としており、1、2年次生が中心となって機体を製作。さらに、人工衛星の開発に取り組む学生有志団体「東海大学衛星プロジェクト」とも協力して製作した衛星も搭載しました。

打ち上げでは、機体はおよそ200mまで上がったものの、パラシュートが開かず落下してしまったため詳細なデータを得ることができませんでしたが、メンバーたちは、「映像や機材を分析して今後の打ち上げにつながる成果を抽出したい」と前を向きました。また、製作に参加した1、2年次生たちは「これまで打ち上げを成功させてきた先輩方の技術力の高さを体感しました」「今回は失敗しましたが、この経験を生かして、より良い機体の製作を成功させたい」と話していました。

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