TICCがはだの子ども支援プロジェクト「ゆう」と「渋沢小学校異文化交流授業」を行いました

Tokai International Communication Clubがはだの子ども支援プロジェクト「ゆう」と一緒に10月26日、秦野市立渋沢小学校(神奈川県秦野市)で「渋沢小学校異文化交流授業」を開催しました。

本企画は”文化の違いや生活の苦労を聞き、他者と交流することにより多様な文化を知り、理解を深める”ことを目的に初めての開催となりました。当日は渋沢小学校の4年生126名が参加。はだの子ども支援プロジェクト「ゆう」のメンバーとプロジェクトメンバー7名が交流しました。

はじめに、外国につながりのある子どもの保護者に、母国の文化や生活、特に母国での学校生活や家庭生活に焦点をあて、日本での生活で困ること、日本の良い点などの話をしていただきました。その後、「ゆう」のメンバーとTICCのメンバーが子どもたちが積極的に質問しやすいように保護者にインタビューを行いました。また、それぞれの国の挨拶や習慣などに関するクイズを行い、国際的な事柄への関心を持ってもらうきっかけになりました。

プロジェクトメンバーの前場美里さん(文学部日本語学科2年次生)は「授業として異文化理解を行うことで、外国に興味の無い子どもにも日本と外国の違いを知ってもらうきっかけになる良いイベントでした」と語りました。また、中里莉歩さん(文学部広報メディア学科3年次生)は「普段行っている異文化理解ワークショップに比べ、参加者全員が小学4年生で非常に反応が良かった。教室も広すぎることなく、お話をしてくださる方と子どもたちの距離が近く、質問がしやすい環境でした。実際に小学校の授業に入り込んで異文化理解ワークショップを行うことが初めてで、TICCでは、依頼を受けてイベントをするということが少なく、情報共有に時間がかかってしまうことも多かったので、今後の活動に生かしていきたいです」と語りました。