サイエンスコミュニケーターが11月11日(土)に秦野市立北小学校(神奈川県秦野市)で開催された「PTA収穫祭」でブースを出展しました。本イベントは、農業の学習を通して児童がコミュニケーションを深めることを目的に秦野市立北小学校の主催で毎年開催されおり、本プロジェクトの参加は今回で2度目となります。
当日は児童309名と保護者83名の計392名が参加。7名のプロジェクトメンバーは、マシュマロを使った『真空実験』とアルギン酸ナトリウム水溶液と塩化カルシウム水溶液を使用した『人工イクラ』の実験を行いました。今回は実験原理を自主的に考える機会にしようと考え、クイズ形式で児童たちに実験原理を考えてもらいました。児童たちからは自発的に意見が飛び出し、積極的に科学に触れようとする姿勢が多く見られました。参加した児童からは「どうしてこなるの?」「自分でなんでこうなるのか考えたい」などの声が聞かれ、科学に興味をもっていただくことができました。終了後、主催の方からは「子どもたちが実験に興味を持ってくれてよかった。また行ってほしい。」といった感想をいただきました。
プロジェクトメンバーの福田紘也さん(理学部化学科2年次生)は「今年は原理を伝えるだけでなく、自分で考えるようになってほしいと思い、クイズ形式にしました。おかげで、子どもたちは楽しく原理を学べたようです。」と語りました。