サイエンスコミュニケーターが「サイエンスアゴラ2017」にブースを出展しました

東海大学チャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターが11月26日、テレコムセンタービルで開催された「サイエンスアゴラ2017」(主催:国立研究開発法人科学技術振興機構)にブースを出展しました。「サイエンスアゴラ」とはあらゆる人に開かれた科学と社会をつなぐ広場の総称で、多様な価値観を認め合いながら、対話・協働を通じて、これからの「社会とともにある科学」と「科学とともにある社会」の実現を目指し毎年開催しています。本イベントは2006年より開催されており、本プロジェクトは2016年より参加、2回目の出展となりました。

当日は、子どもたちと保護者39名がブースに来場。子どもたちが、実験に興味を持てるよう、プロジェクトメンバーは参加者と一緒に真空実験のキットを用いて袋菓子、ふた付きのラムネの容器、マシュマロを真空にする実験と色水を入れ、穴を開けたペットボトルをデシケーターで真空にする実験をしました。少しずつ空気を抜いていく過程で、それらがどのように変化していくのかを観察。膨らみ続けるマシュマロや、ラムネ容器のふたが飛んだりする光景を目にした子どもたちは歓声を上げていました。

参加した子どもたちは「マシュマロが爆発するよ。そうだと思う。」と実験に興味を示していました。主催者の方からは「ぜひ次回のイベントもよろしくお願いします」といった声をいただきました。

プロジェクト広報リーダーの佐藤千裕さん(理学部化学科2年次生)は「今回は共創テーブルで実験ショーを行ったので子どもたちと近い距離で話すことができ、実験を楽しむ様子を見ることができました。全国各地の団体とのコミュニケーションもよく取れました。他の団体の発表方法や実験の仕方、子どもたちへの原理説明の仕方を学べる良い機会にもなりました」と語りました。

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