ACOTと電気電子情報工学科が「WRO高校生講習会」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・先端技術コミュニティACOTと基盤工学部電気電子情報工学科が12月9日、2018年1月20日、2月24日の3回にわたり「WRO高校生講習会」を東海大学熊本キャンパスで開催しました。「World Robot Olympiad Japan」(WRO Japan)は毎年8月に行われる自律型ロボットコンテストです。本イベントは高校生に「WRO」のプログラミングを学んでもらうための講習会で、プログラミングに慣れてもらう目的も兼ねて開催。高校生45名が参加しました。

第1回目は村上祐治教授(東海大学電気電子情報工学科)とメンバー4名がコンテストで使用されるものと同じロボットを高校生に貸し出し、サポートをしながらプログラミングを教えました。参加者は自分でロボットを動かしながら、基礎を学んでいきました。第2回目の講習は、1回目の内容を踏まえて講習会を進めました。ライントレースでは思うように動かせずに最初は戸惑っていましたが、講習を続けるにつれ全員が成功しました。また、最後にWROと同じのライントレースのタイムアタックを行い、大いに盛り上がりました。第3回目では、村上教授とメンバー2名が担当、今回はすでに2回の講習を受けて参加する高校生と初心者の高校生がいたので、それぞれの進度に合わせて行い、講習会の終盤には参加者全員が同じ課題に取り組むことができました。

参加した高校生からは「いろいろなことが学べてよかった」という言葉をいただき、参加者のほとんどが今回の内容に満足していた様子でした。

プロジェクトメンバーの大上稜平さん(経営学部観光ビジネス学科1年次生)は「内容は1、2回目と同じだったので「WRO」がどんなものか理解ができ、わかりやすく教えることができました」と語り、同メンバーの林田悠里さん(基盤工学部電気電子情報工学科2年次生)は「参加者が多かったということもあって、質問も多岐にわたり、それに合わせて回答するのが難しかったが、高校生たちは熱心に説明を聞いてくれ、自分なりに解釈しプログラミングに取り組んでくれました」と話していました。

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