東海大学チャレンジセンター・熊本復興支援プロジェクトが3月10日に本学湘南キャンパスおよびキャンパス周辺地域において「ESD塾（※）体験プログラム〜チーム対抗！まちの秘密を探れ！〜大根地区の防災を考える」を初めて開催しました。
本企画は秦野市立大根中学校2年生の生徒を対象に熊本地震被災地で学んだ風化防止活動や地域防災活動をもとに“自分の街の地域防災を楽しく学ぶ”ことをテーマに取り組みました。当日はチームに分かれ大根中学校周辺を歩きながら大地震が起きた場合に必要な情報を組み込んだ問題に答える「チーム対抗！まちの秘密を探ろう！」というゲーム を行いました。ゲーム終了後、湘南キャンパスに戻りゲーム中に撮影した写真を貼り付けた1枚の大きな防災マップを参加者全員で作成しました。その後クイズの答え合わせと表彰式を行い、最後に災害時の非常食を実際に食べながら参加者のみなさんと交流を深めました。
プロジェクトリーダーの作田瞬さん（工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻 3年次生）は「地元中学生と触れ合いながら大根地区について私たち自身も学びながら活動することができた。地元の中学生だけでなく私たち東海大学生も大根地区について知ることができれば、地域防災により貢献ができると思う。」と語りました。
※ESD･･･Education for Sustainable Developmentの略。「持続可能な開発のための教育」という国連やユネスコで提供されている新しい教育の在り方。
