Beijo Me Ligaが「第7回イースター祭」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・Beijo Me Ligaが4月14日に春日台会館(神奈川県愛川町)にて「第7回イースター祭」を開催しました。

現在、在日ブラジル人の子どもたちは母国語であるポルトガル語に触れる機会が少なく、「ポルトガル語離れの改善」が課題となっています。今回のイベントは「子どもたちの母国語学習の機会を創出し、母国語を話す楽しさを再認識してもらうこと。また、イースター祭という日本人にとってあまり馴染みのないイベントに関わることで、プロジェクトメンバーの異文化理解に繋げること。」が目的です。

当日は55名(子ども30名、保護者25名)が参加し、一緒にイースター祭のシンボルであるウサギ「イースタバニー」の耳を作り、色鉛筆やシールを使いデコレーションしました。その耳をつけて、メンバーが事前に隠しておいた300個の「イースターエッグ(生命の始まりを意味するもの)」を公園内から探し出す「エッグハント(卵狩りと卵転がし)」を行いました。色とりどりに飾り付けられた卵にはお菓子が詰まっており、子どもたちは楽しそうに探していました。その後ポルトガル語の色鬼ごっこ、食事会をして交流を深めました。

参加者の子どもたちからは「昨日はすごくたのしかったね!!!また、会うのが楽しみ!」「遊んでくれてありがとう!また会いに来てね!」といった感想をいただきました。

プロジェクトメンバーの杉澤奏さん(観光学部観光学科2年次生)は「今回のイベントではメンバー各々積極的に子どもたちに話しかけ、参加者と手を取り合い、交流を深めることができました。また、今回の目的である”子どもたちのポルトガル語離れの改善”については、大成功に終わったと思います。具体的には、色鬼ごっこで、色をポルトガル語で読み上げたり、何度も発音をしたりすることで、単語の定着につながりました。また、アクティビティ全体を通してとても盛り上がり、子どもたちだけでなく、保護者の方との交流にもなりました。「このアクティビティをぜひ次回もやってほしい」との声もあり、次に繋がる良い企画になりました」と語りました。

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