サイエンスコミュニケーターが「伊勢原市子ども科学館フェスティバル2018」で実験ショーを実施しました

東海大学チャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターが5月4・5日の2日間、伊勢原市立子ども科学館(神奈川県伊勢原市)で開催された「開館30周年記念事業 子ども科学館フェスティバル2018」(主催:伊勢原市立子ども科学館)で実験ショーを実施しました。本イベントは、同科学館がゴールデンウィークに合わせて開催しているもので、本プロジェクトは”科学の面白さを通じて地域の方々とのつながりをつくる”ことを目的に、2013年より毎年出展。今回は「わくわく工作教室」と称して、『声のおもちゃ』『フーフーボール』『人工いくら』の実験を行い、2日間合わせて433名が参加しました。

『声のおもちゃ』は大小2つの紙コップ・画用紙・モールを使用し、大きな紙コップの側面に小さい紙コップをくっつけ、小さな紙コップから大きな声をかけると、大きな紙コップの底面つけたモールが回り、音が空気振動であるということを見ることができる実験。『フーフーボール』は蛇腹付きのストローの飲み口に切れ込みを入れて花のように開き、そこに発泡スチロール球を乗せて反対側から吹くことで球が浮き続け、その他の物だと浮かないということを確認できる実験。『人工イクラ』は色を付けたアルギン酸ナトリウム水溶液と塩化カルシウム水溶液を用いて、参加者にスポイトを用いて塩化カルシウム水溶液の中に色を付けたアルギン酸ナトリウム水溶液を落としてもらい人工いくらを実際に作ってもらいました。

参加した子ども達からは「もっと上手くモールを回せるようになりたい。」「また人工いくらを作りたい」「簡単に作れてよかった。」と実験に興味を示していました。保護者の方からも「夏休みの自由研究にぴったりだね。」といった声をいただきました。

主催者の方からは「子どもたちが科学に興味を持ってくれました。次回もご参加いただきたいです。」と感想をいただきました。

プロジェクトメンバーの田澤美奈さん(文学部歴史学科東洋史専攻2年次生)は「新規メンバーを加えた初めてのイベントということもあり、イベント前に新規メンバーに人工いくらを実際に作りながらどう子供たちに説明すればいいのかという講習会を事前に開催しました。予め講習会を開いたおかげか、当日に慌てることもなくそれぞれが自信を持って説明出来ていたように思います。また、子供たちだけでなくその保護者の方や大人の方にも興味を持ってもらう事ができ、昨年度の課題でもあった様々な対象の方も参加できるイベントにすることが出来たのでこれからもこういったイベントが増えていくよう頑張っていきたいです。」と語りました。

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