サイエンスコミュニケーターが「作ろう!遊ぼう!科学広場」に協力しました

東海大学チャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターが5月20日にOSC湘南シティ(神奈川県平塚市)で開催された「作ろう!遊ぼう!科学広場」(主催:OSC湘南シティ)に協力しました。本イベントは「大学生との交流の中で、夏休みの自由研究のヒントになるように理科の楽しさを伝えつつ、来てくださった子ども自身がイベントを楽しんでもらうこと」を目的に主催者より依頼を受け、本プロジェクトは初回開催から12回目の参加となります。

当日ブースには140名の子どもと保護者が来場し、5名のプロジェクトメンバーが対応しました。子どもたちが実験に興味を持てるよう、馴染みのあるお菓子や風船を使った真空実験『しゅぽしゅぽ』を参加者に真空ポンプを実際に使っていただき、実験を行いました。

続けて、メンバーは真空パックなど真空を応用した身近な技術がエコに繋がることを解説。真空パックは食材の酸化を防ぎより食材を長持ちさせることや、食品が長持ちするので廃棄が減りゴミの低減に繋がります。他にも保存する際の保存場所のかさばり問題の解決につながることを説明しました。またどのような場所に真空を応用した技術が使われているのかを参加者と一緒に考えました。

参加した子どもたちからは「こんなに大きくなるの?」「じゃあこうしたらどうなるの?」といった興味津々な声を聞くことができました。また、主催者の方からは「今回もありがとうございました。次回もよろしくお願いします。」とお言葉をいただきました。

プロジェクトメンバーの井出通利さん(工学部原子力工学科2年次生)は「今回、度々お世話になっているOSC湘南シティさんにてイベントを開催させていただきました。子どもたちに実際に体験してもらい、目の前で変化を見ることができる実験は、一方的に披露するよりも楽しんでいただけることが再確認できました。今後も体験型の実験を充実させ子どもたちへ科学の楽しさ、面白さを伝えていけるように活動していきたいと思います。」と語りました。

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