Beijo Me Ligaが「フェスタジュニーナ」開催に協力しました

東海大学チャレンジセンター・Beijo Me Ligaが5月27日に青年の家跡地自然園(神奈川県厚木市)で開催された「フェスタジュニーナ」(主催:愛川町のブラジル人コミュニティ(旧:エスコラ・アクアレラ・ブラジル学校)の開催に協力しました。2年前までは県内唯一のブラジル学校であった「エスコラ・アクアレラ・ブラジル」(神奈川県愛甲郡愛川町)が廃校になり、当時の先生の1人であるカチアさんが、学校が閉校した後も、ブラジル人の母国語であるポルトガル語を忘れてほしくないという思いから、現在も学校の生徒や周辺の地域に住む子どもたちを対象にポルトガル語教室を毎週土曜日に行っています。そこから本プロジェクトは定期的に授業のお手伝いや子どもたちとの交流を行っており、廃校後も継続的にカチアさんの教室のお手伝いや、イベント運営のお手伝いを行っています。本イベントもその繋がりから「主催者と共に国籍にとらわれない多様な価値観を共有し、互いの文化の良さを実感する」ことを目的とし3回目の協力を実施しました。

「フェスタジュニーナ」とは収穫祭を祝うブラジルの伝統的なお祭りで、男性はチェック柄のシャツと麦わら帽子、女性はチェック柄のスカートと顔にそばかすを付けて参加し、「クアドリーリャ」と呼ばれるダンスを皆で楽しむのが習わしです。

当日はプロジェクトメンバー28名が会場設営やアクティビティを実施しました。47名の子どもたち・保護者の方々が参加してくださり、ブースでは魚釣り・輪投げ・ボール当て・袋とび競争などを行い、ランチタイムではブラジルの伝統料理などを持ち寄りました。そしてクアドリーリャをみんなで踊り、交流を深めました。

参加した子どもたちからは「楽しかった!またBeijo Me Ligaのみんなと遊びたい!!」といった感想や、保護者からは「Beijo Me Ligaのみなさんと主催者のおかげでとても楽しいひとときでした。ありがとう!」といったお言葉をいただきました。

プロジェクトメンバーの坂元賢太郎さん(教養学部国際学科2年次生)は「雨の予報が一転、晴天へと変わり、フェスタジュニーナに相応しいとても素敵な1日となりました。会場の設営やアクティビティのサポートなどをすることは、安全面などを配慮しなくてはならないため大変ではりましたが、ブラジル人の方々と協力して1からイベントを作り上げる経験ができ多くの学びがありました。また、前回フェスタジュニーナに参加した際は、成り立ちや知識を理解していない状態で参加したため、自ら積極的にブラジル人の方々と関わる事ができませんでした。今回は前回の反省を活かすことができ、たくさんのブラジル人の方々と関わる事ができました。次年度の目標としては、Beijo Me Ligaがこのイベントを主催し、運営まで出来るようになれば、よりブラジルの文化を理解でき、またブラジル人の方々との親睦を深めることができると思います。この反省点も踏まえ、来年はもっと素敵なイベントにしていきたいです。」と語りました。

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