東海大学学生ロケットプロジェクトがMaker Faire Tokyo2018に参加しました

東海大学チャレンジセンター・学生ロケットプロジェクトが8月4・5日に東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催されたMaker Faire Tokyo2018(主催:株式会社オライリー・ジャパン)に参加しました。2016年度より毎年参加し、今回で3回目の参加となります。

本イベントは全国からものつくりに関る企業・個人・団体が一挙に集まり、ユニークな発想のもと造られた作品の展示やデモンストレーションが行われ、独自開発した技術を来場した方に伝えることを目的としています。本プロジェクトとしては「活動概要である“理科離れ”を防ぐ活動を行うため、ロケット実機等の展示および説明から多くの方々に宇宙開発に興味を持っていただき、また同時に団体の広報活動を行う」ことを目的とし出展しました。

当日プロジェクトメンバー7名で参加し、ブースには両日合わせて約300名が来場しました。ブースでは本プロジェクトが過去に製作し、実際に打ち上げを行ったロケットの実機および内部コンポーネントの展示や説明を行いました。加えて今年の8月16日より開催される『能代宇宙イベント2018』の告知と同イベントにて本プロジェクトが製作し、打上実験を行うH-48号機とH-49号機に搭載される技術の説明を行いました。

ブース来場者からは「他団体の機体の内部構造について詳しく説明を聞ける機会が少ないため、展示という形で交流できるのは非常に貴重な機会であり、これからも様々な技術を見てみたい」などの声が聞けました。

プロジェクトメンバーの北折太一さん(工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻2年次生)は「昨年に引き続き2回目の参加でしたが、昨年は活動を始めて間もなくで参加し、技術面で知らないことが多く、来場者の質問に対し答えることができない事も多くありました。今回は来場者に分かりやすく説明することができたと思います。こういった広報活動は団体の紹介や社会貢献活動のみならず、自らの成長を実感できる場だと深く感じました。」と語りました。

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