サイエンスコミュニケーターが「科学実験教室」にて実験ショーを実施しました

東海大学チャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターが8月23日にこどもクラブ・サクラはうす(神奈川県平塚市)にて開催された「科学実験教室」(主催:こどもクラブ・サクラはうす)にて実験ショーを実施しました。

本イベントは主催者より「子どもたちに様々なことを体験させ、学んでほしい。」という思いから本プロジェクトに実験ショーの依頼をいただき、今回で2回目の参加となります。

当日はサクラはうすに通う38名の小学生が参加。水は低いところに移動する性質を利用した「サイフォンの原理」をビニールプールとホースを用いて説明し、その原理を利用した教訓茶碗(※)に実際に水を注ぎ、特定の量以上に水を入れると溢れてしまうという実験を披露し、子ども達からは驚きの歓声が上がりました。その後実際に教訓茶碗を子ども達に製作してもらい、完成後は水を入れて楽しみました。

参加した子どもたちからは「どこがギリギリなんだろう。」「すごい、本当にこぼれた!」といった声が聞こえました。職員の方からは「またよろしくお願いします。」とお言葉をいただきました。

プロジェクトリーダーの柳下雄真さん(理学部化学科3年次生)は「このイベントでは、”実験ショーを行い、その実験を実際に工作で体験する”ということを行ないました。来てくれた子ども達はクイズや実験に興味津々で、とてもよく反応して円滑にショーを行えました。全体を通して楽しんでもらえて、自分たちも楽しめたイベントとなりました。」と語りました。

※教訓茶碗・・・茶碗の下に穴があいていて、ある一定のところまでは、水を普通に入れることができるが、そのラインを超えてしまうと、一気に穴から水がこぼれだし最後は空になってしまうという不思議なお茶碗。”欲張り過ぎるとすべてを失ってしまう””欲張りすぎるとしっぺ返しがくる”という古人の教えをそのまま茶碗として形にしたもの。

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