東海大学チャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターが8月25・26日に日本科学未来館(東京都江東区)にて開催された「サイエンスリンク2018」(主催:NPO法人サイエンス)に参加しました。本イベントは「来場者の方々に科学を伝えるとともに出展した学生・高校生同士の交流」を目的に開催され、今回で2回目の参加となります。
当日はブースに両日合わせて952名(26日509名 27日443名)が来場しました。ブースでは26日は『フーフーボール』の製作、27日は他大学と一緒に『オムニバスショー』(※)を実施し、本プロジェクトは『教訓茶碗』を披露しました。
『フーフーボール』は発泡スチロールのボールをストローで吹き上げる工作で、子どもたちには発泡スチロールボールを色ペンで装飾してもらいました。
翌日の『教訓茶碗』は”サイフォンの原理”を利用した実験で重たい水が簡単に移動する様子を披露しました。また、参加者によるブース人気投票が行われ、本プロジェクトは見事2位、企画優秀賞を受賞しました。
参加した子どもたちからはフーフーボールの製作時「こうやってボールに塗ってみたい!」「やった!浮かんだ!!」といった歓喜の声が聞こえました。主催者からは「今回もありがとうございました。ぜひまたこれからも関っていきましょう!」とお言葉をいただきました。
プロジェクトメンバーの井出通利さん(工学部原子力工学科2年次生)は「多くの団体が参加する本イベントに参加することで、他校の見せ方・誘導の仕方・来場者を暇にさせない方法等学べることがたくさんありました。このような貴重な体験をこれからも生かして活動に取り組んでいきたいと思いました。また、今回は”フーフーボール”というシンプルな実験を行いました。子どもたちが楽しそうにボールに絵を描いている姿を見て、小さな工夫で大きな変化が出ることもわかりました。」と語りました。
※オムニバスショー・・・複数団体の実験を持ち寄って作り上げる団体横断型のサイエンスショー