DANDANDANCE&SPORTSプロジェクトが「第1回かながわパラスポーツフェスタ2018」に協力しました

東海大学チャレンジセンター・DANDANDANCE&SPORTSプロジェクトが9月8日に平塚総合公園(神奈川県平塚市)にて開催された「第1回かながわパラスポーツフェスタ2018」(主催:神奈川県)に協力しました。本イベントは”すべての人が自分の運動能力を生かして同じように楽しみながらスポーツを「する」、「観る」、「支える」、「かながわパラスポーツ」を推進するため”に今回初めての開催となります。

プロジェクトメンバー3名で参加。オープニングアトラクションでは来場者とエアロビック体験が実施され多くの来場者が一緒に身体を動かしました。その後、平昌2018冬季パラリンピック日本選手団団長を務めた大日方邦子氏による講演会「挑戦~喜びに変わるまで!」や大日方氏がファシリテーターを務め、ボッチャ(※)でリオ2016パラリンピック団体銀メダルの廣瀬隆喜氏、第23回夏季デフリンピック競技大会サムスン2017水泳男子200m個人メドレー銀メダル茨隆太郎選手をゲストに”みんなでつながるパラスポーツ”をテーマにトークショーが催されました。メンバーたちはその後のパラスポーツ体験にて射撃(ビームライフル)と卓球の受付に協力し、来場者の誘導やスポーツを体験するための道具の配布や回収を行いました。卓球コーナーでは車いすに乗ってプレーをする体験も行われ、最初は怖がりながら車いすに乗って体験をしていた参加者もだんだんと笑顔になっていく様子を見ることが出来ました。会場内ではその他にもボッチャ・車いすテニス・車いすバスケットボール体験も催され各ブースで盛り上がりを見せました。体験ブースに来場した男性からは「障がいを持ってから初めて。30年ぶりに卓球をした。」と声が上がりました。

プロジェクトメンバーの宇張前恵さん(工学部建築学科4年次生)は「身体が不自由な方と一緒に仕事をすることは初めてのことでしたが、受付を担当して多くの方々とコミュニケーションをとることができました。障がいの有無や年齢など関係なく多くの人が身体を動かす楽しさを知ってもらえた機会になったのではないかと感じます。」と語りました。

※ボッチャ・・・ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目。 ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競う。

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