3.11生活復興支援プロジェクトが「復興!第38回大船渡市産業まつり」に参加しました

東海大学チャレンジセンター・3.11生活復興支援プロジェクトが10月27・28日に大船渡市民体育館(岩手県大船渡市)にて開催された「復興!第38回大船渡市産業まつり」(主催:大船渡市産業まつり)に参加しました。本企画は “大船渡市内で生産された特産品や工業品等を公開展示・販売し、市民の地場産業に対する理解を深め、需要を促すとともに、復興に向けて歩みを進めている大船渡市の姿を市内外に広くPRをすることにより、地場産業の発展を期す”という目的のもと開催されており、本プロジェクトは今回初めて参加しました。

当日はプロジェクトメンバー5名で活動展示を行い、両日合わせて245名がブースに来場しました。ブースでは本プロジェクトがこれまで行ってきた復興支援の活動紹介パネルの展示や震災直後から支援を続けてきた宮城県石巻市の相川・小指地区と、岩手県大船渡市泊地区の住民の声や復興の様子を紹介するオリジナル番組『どんぐりチャンネル』を放映しました。また、東日本大震災の津波により倒壊した地域の公民館の代用として宮城県石巻市の相川・小指地区に本プロジェクトが建設した仮設集会所『どんぐりハウス』の模型の展示を行いました。多くの来場者が模型や動画などの展示物に興味を持ち親身に活動紹介を聞いていました。

来場者からは「関東から来た学生が自分たちの住んでいるところ(岩手県大船渡市)のために活動をしてくれていることはとても嬉しい。本当にありがとう。」「現地での風化防止活動も少なくなってきているので、今後もこのような活動を続けてほしい」など感想をいただきました。

プロジェクトメンバーの杉山愛さん(政治経済学部経営学科3年次生)は「今回、初めて私たちが活動している大船渡市で活動展示を行ったことで、実際に震災を経験した多くの方々とお話することができました。話をしたことで、震災から継続して活動している復興支援団体が減ってきていること、しかし、被災地ではまだ必要としていることを知り、改めて私たちの活動の大切さを学びました。また、活動中に多くの方から「ありがとう」という感謝の言葉をたくさんいただきました。今後はさらに地域や住民に寄り添った活動を目指して頑張りたいと思います。」と語りました。

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