先端技術コミュニティACOTが「天体観測~土星と火星を観測しよう~」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・先端技術コミュニティACOTが、11月2日に熊本キャンパス新1号館屋上で「天体観測~土星と火星を観測しよう~」を開催しました。当日は本キャンパスの建学祭「第46回欅祭」が開催されており、子どもたちも多く会場に訪れていることから、天体への興味を深めてもらおうと企画したもの。昨年度は雨天中止となったため、今回が初めての開催となりました。

当日は、小学生と保護者、学生、教職員あわせて約25名が参加。まずプロジェクターに冬の星座を映し出して解説し、2つの望遠鏡を使って火星と土星を観察しました。それぞれの望遠鏡でプロジェクトメンバーがサポートに付き、火星と土星に関するクイズを出題。「火星まで歩いたらどれぐらいの時間がかかるでしょう?」「なんで火星は赤く見えると思いますか?」「土星の輪っかの成分はなんでしょう?」と問いかけると、子どもたちはもちろん保護者も興味津々で一緒になって答えを考え、説明に聞き入っていました。

プロジェクトメンバーの玉木智子さん(基盤工学部電気電子情報工学科3年次生)は、「学生や教職員を対象にした天体観測は年に4、5回開いていますが、子どもたちを対象にしたのは今回が初めてです。暗い屋上で実施したので、けがをしないように警備をつけるなど、9名のメンバーで手分けして運営しました。土星の1日は11時間、季節が一回りするには30年かかるなど勉強して情報を集め、大人でも楽しめるクイズを用意したことで、楽しんでもらえたと思います」とコメント。李皇輝さん(経営学部経営学科2年次生)は、「”土星の輪っかは何であるの?”という子どもに”学校で本を借りて調べてみよう”と話していた保護者の方が、”子どもが興味を持てるいいイベントでした”と言ってくださったので開催してよかったと感じました。次に開催するときは告知の方法などを工夫して、より多くの人に楽しんでもらえるようにしたい」と語りました。

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