東海大学学生ロケットプロジェクトが「ロケット交流会2018」に参加しました

東海大学チャレンジセンター・学生ロケットプロジェクトが10月13・14日に日本科学未来館(東京都江東区)にて開催された「ロケット交流会2018」(主催:特定非営利活動法人有人ロケット研究会)に参加しました。

本イベントは「国内でロケット開発を行う団体・個人の交流と活動紹介」を目的として2012年から毎年開催されている展示イベントです。同時に日本ロケット協会との共催企画として「パネルディスカッション~有人宇宙輸送時代を見据えて~」も行われ、パネルディスカッションでは2015年にソユーズ宇宙船に乗船したJAXAの油井亀美也宇宙飛行士の講演が実施されました。
本プロジェクトのブースでは今年8月に開催された能代宇宙イベントに向けて製作し、海打ち部門でMHIアワード(最優秀賞)を受賞した機体や燃料、エンジン等の内部コンポーネントを多数展示するとともに、モニターを用いて過去の打ち上げ動画や打ち上げ時の写真を集めたスライドショーを放映しました。宇宙ではなくロケットに焦点が当てられたイベントが少ないため、ロケット開発を行う学生団体から企業まで幅広く参加しており、技術交流や情報共有をしながら他団体と交流を深めました。
来場者からは「綺麗な海打ちを成功させていたロケットがどうなったのか気になっていたが現物を見られるとは思わなかった。この場に持ってきてくれてありがとう。」など感想をいただきました。
プロジェクトメンバーの堀井滉大さん(工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻2年次生)は「ロケット交流会に参加したのは今回が初めてでしたが、ロケット製作を行っている団体がこんなに多くいることに驚きました。自分たちと同じようにハイブリッドロケットを開発している学生団体も多く、普段の活動や技術に関して深く話すことが出来てとても刺激を受けました。また、宇宙に到達するロケットの開発を行っている企業の方とも沢山交流ができ、技術面はもちろん広報活動にも生かせるようなお話が聞けて参加して本当によかったと思いました。」と語りました。

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