先端技術コミュニティACOTが「熊本県立玉名工業高等学校模擬授業」に協力しました

東海大学チャレンジセンター・先端技術コミュニティACOTが11月7日に本学熊本キャンパス(熊本県熊本市)にて「熊本県立玉名工業高等学校模擬授業」(主催:東海大学熊本キャンパス)に協力しました。本企画は本学熊本キャンパスにインターンシップのために3日間通う熊本県立玉名工業高等学校の生徒に対し、授業の1つとしてロボットプログラミングや本プロジェクトメンバーが制作したVR(バーチャル・リアリティ)等の技術を体験してもいました。

当日は高校生5名に対してEV3 MINDSTORMS®(※)を用いたロボットプログラミング体験を指導しました。高校生たちはプログラミングツールの使い方からライントレース(※)までの使い方、PD制御(※)のプログラムを作成するまでを学びました。また、本プロジェクトメンバーが作成したVRを用いた迷路のゲームの体験、さらに、本プロジェクトの普段どういった活動をしているのかを説明しました。

参加した高校生からは「このロボット使ったことある」「初めてVRをやった。すごい。」など声が上がりました。

プロジェクトメンバーの林田悠里さん(基盤工学部電気電子情報工学科3年次生)は「今回は、大学の授業の一コマ分の時間での体験であったため、担当メンバーで”どの程度の内容まで進めるか”などを話し合いながら準備を行いました。結果としてはACOTメンバーが作成したVR迷路やACOTの普段の活動を知って貰うことができたので良かったと思います。中学生や高校生のインターンシップ期間中のプログラミング教室を担当することも多々あるので、今後行う同様の活動に今回の教室の経験を活かしていきたいと思います。」と語りました。

※EV3 MINDSTORMS®・・・ロボット教室でよく使われているロボット教材。モーターやセンサー、レゴブロックや車軸など、ロボット製作には必要不可欠なパーツが揃っている。ロボット作りが初めての小学生でも簡単にロボットを組み立てることができる。

※ライントレース・・・床面に描いたラインをロボットがセンサを利用して読み取り、ラインに沿って走行すること。 ライントレース競技では、黒い床面に白いテープを貼ってコースを構成している。

※PD制御・・・比例(Proportional)制御と微分(Derivative)制御を併用したフィードバック制御のこと

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