サイエンスコミュニケーターが秦野市立北小学校で「PTA収穫祭・バザー」に協力しました

東海大学チャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターが11月11日に秦野市立北小学校(神奈川県秦野市)で「PTA収穫祭・バザー」(主催:秦野市立北小学校)に協力しました。

本イベントは「農業の学習を通して児童がコミュニケーションを深められる」ことを目的に開催されおり、本プロジェクトは主催者より依頼を受け今回で3回目の協力となります。

当日ブースには241名の小中学生と幼児が来場し、『クルクルステンドグラス』(以下クルグラ)と真空実験『しゅぽしゅぽ』のブースを展開しました。クルグラブースでは特定の方向の光しか通さない偏光板の間に無色透明なものを挟むと屈折し、その厚さに応じて様々な色に見える実験となり、この原理を利用してステンドグラスのようなきれいな模様を作る実験となります。そしてしゅぽしゅぽブースでは真空の原理の説明を行い、プロジェクトメンバーは参加者と一緒に真空実験のキットを用いてマシュマロやお菓子の袋などを瓶に入れ真空にする実験を実施しました。少しずつ空気を抜いていく過程でどのように変化していくのかを観察し、膨らみ続けるマシュマロの光景などを目にした子ども達は歓声を上げていました。

参加した児童たちからは「クルグラ綺麗。もっとテープを張りたい。」など声が上がりました。

プロジェクトメンバーの福田紘也さん(理学部化学科3年次生)は「本イベントには昨年度も参加させていただき、今回また参加できるのを楽しみにしていました。中には昨年度も本プロジェクトのブースを訪れていただいた子もおり、昨年度の活動が活かされ、子どもたちにも楽しんでいただけました。」と語りました。

11.11PTA1.jpg

11.11PTA2.jpg