3.11生活復興支援プロジェクトが「社会貢献学会第9回大会」に参加しました

東海大学チャレンジセンター・3.11生活復興支援プロジェクトが12月15日に東北福祉大学国見キャンパス(宮城県仙台市)にて開催された「社会貢献学会第9回大会」(主催:社会貢献学会・東北福祉大学)に参加しました。主催団体である社会貢献学会は社会貢献の研究の向上と発展につとめ、研究に基づいて教育や普及活動を実践し、市民とともに活動することでその成果を社会へ還元することを目的としている団体となります。また、「社会貢献活動支援士」の資格認定を行なうとともに、平時には専門知識と能力を生かし、災害発生時など緊急事態が生じたときにも、防災・減災等の知識やスキル、ネットワークを活かせるための環境づくりの場と提供しています。今回の催しでは”社会貢献による共助社会の実現”というテーマで学会が開催され、以前より東北福祉大学と交流があった本プロジェクトに依頼があり初めて参加する運びとなりました。

当日は約300名が来場し、「社会貢献による地域支援」というテーマで阿部清人氏(株式会社MCラボ代表取締役)による基調講演が行われた後、社会貢献活動を行っている5大学(工学院大学・神戸学院大学・上野学園大学・東北福祉大学・東海大学)によるパネルディスカッションが行われました。本プロジェクトよりリーダーの須藤和基さん(工学部建築学科2年次生)が代表で登壇し、「活動のきっかけ」「活動内容詳細」「課題となっていること」「今後の抱負」をテーマに復興支援について話しました。その後ポスターセッションブースを展開し、日頃行っているプロジェクト活動について来場者に説明を行いました。

須藤さんは「今回のイベントでは、他大学で復興支援ボランティア活動をしている学生ボランティア団体の方々の話を聞くことができたため、今後のプロジェクト活動において活用することができる情報を得ることができた良い機会になりました。また、本プロジェクトの活動を説明するうえで、現在活動を行っている企画の説明だけではなく、過去に行った企画もわかりやすく説明できなければならないと感じたため、今後はプロジェクト全体でこれまでの活動を振り返る機会が必要であると感じました。」と語りました。

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