東海大学チャレンジセンターでは、2月19日に「チャレンジセンターコーディネーター・アドバイザー意見交換会」を開催しました。各チャレンジプロジェクトを支える教員が務めるアドバイザーと職員によるコーディネーターが参加し、今年度のプロジェクト支援における課題を共有するとともに、次年度の活動に生かすことを目的に毎年実施しているものです。湘南キャンパスを拠点に代々木、高輪、清水、伊勢原、熊本、札幌の各キャンパスをテレビ会議システムでつなぎ、合わせて48名が出席しました。
当日は、講師として「3.11生活復興支援プロジェクト」のアドバイザーを務める杉本洋文教授(工学部)が登壇し、これまでのプロジェクトによる活動を紹介。市民や関係団体との連携方法や学生とのコミュニケーションの取り方についても語り、「大学の専門性とチャレンジセンターの活動を連動させ、その成果を地域や教育にフィードバックさせることが大切です。また、プロジェクト活動を持続可能なものにするためにも報告書や引き継ぎに注力することも重要」と呼びかけました。
終了後には質疑応答も行い、「4年間で学生が入れ替わるだけでなく、学生ごとのモチベーションもそれぞれ違います。学生とコミュニケーションをとる中で日ごろから大切にしていることはありますか?」「チャレンジプロジェクトは地域と連携した活動も多い。地域住民の方との活動の幅を広げるためにはどのようなことが大切ですか?」といった質問に、杉本教授は自身の経験を交えながら、丁寧に答えていました。
参加した教員は、「アドバイザーを長く務められた杉本先生の経験談は大変参考になった。学生のプロジェクト活動をさらによい形でサポートできるよう、今後に生かしていきます」と語りました。