TKPが熊本県の南阿蘇村を訪問しました

高輪キャンパスで活動している東海大学チャレンジセンター「Takanawa共育プロジェクト」(TKP)のメンバー6名が、3月18、19日に熊本県・南阿蘇村を訪問しました。これまで3月には東日本大震災の被災地である宮城県気仙沼市を訪問して、地域の子どもたちを対象にしたイベントを開いていましたが、プロジェクト内で「熊本地震の復興支援に携わりたい」という声が多かったことから、今年度は南阿蘇村を訪問。熊本キャンパスで活動する東海大学チャレンジセンター・ユニークプロジェクトの「阿蘇復興への道」と、チャレンジプロジェクトの「メカトロマイスタープロジェクト」「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」のメンバーらとともに交流を深めました。

メンバーたちは、18日に阿蘇実習フィールドで開かれた第3回東海大学「農・食・健」QOLセミナーに参加した後、震災前まで農学部の多数の学生たちが暮らした黒川地区(熊本県南阿蘇村)で、「阿蘇復興への道」のメンバーによる「語り部」に参加。地割れによる亀裂が補修された道路や、学生アパートが取り壊された土地、阿蘇大橋が崩落した場所などを震災前の写真と見比べながら、「阿蘇復興への道」の学生が語る震災直後の話を聞いて辿りました。

翌日は、「メカトロマイスタープロジェクト」「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」のメンバーとも合流し、熊本市立西原小学校を訪問。約60人の子どもが集まり、飛び出す仕掛けの「ポップアップカード」を作成する工作教室を開きました。プロジェクトリーダーの小坪聖明さん(情報通信学部経営システム工学科2年次生)は、「被害状況や震災直後の様子など、現地に行かなければわからなかったことがたくさんありました。これから参加するイベントやTKPのホームページを通して今回聞いた話を紹介し、風化させないようつないでいきたい。また、毎年5月に参加している地域のイベント『高輪のれんノ市』では、熊本市の特産品を用いた復興支援活動を行っているので、新しい企画を考え支援の輪を広げていく」と語りました。

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