[湘南]TICCが神奈川県立秦野曽屋高等学校にて出前授業を行いました

東海大学チャレンジセンター・Tokai International Communication Club(TICC)が6月13日に神奈川県立秦野曽屋高等学校(神奈川県秦野市)より依頼を受け、出前授業を行いました。本企画は秦野曽屋高等学校が設ける「総合的な探求の時間」の福祉授業の一環として、”地域の福祉に視野を広げ、社会福祉に携わる人材育成や福祉活動を通して豊かな心を育むこと”を目的とし実施しているもので、今回”ボランティアとは何か”をテーマに授業を実施しました。

今回はプロジェクトメンバー2名が講師とし出向き、45名(5限27名・6限18名)の高校1年生を前に、本センターやTICCについて説明した後、具体的に自分たちが行ったボランティアの様子を話しました。その後”みんなの前で発表することが苦手な生徒””学校を休みがちな生徒”など高校生が持つ悩みを例に”その悩みを持つ生徒に対してできる「ボランティア」とは何か”を議題に、グループワークを実施。高校生たちの積極的に意見交換する様子が見受けられました。授業の最後には「ボランティアとは、支えられる側と支える側が与えあう関係であること。」と、高校生たちに語りかけました。

プロジェクトメンバーの伊藤朱音さん(理学部化学科4年次生)「今まで講師依頼をされた学校ではTICCの活動目的である”多文化共生”や”異文化理解”についてお話しすることが多かったのですが、今回は”ボランティア”がテーマだったため、ボランティアに対する見方や考え方を幅広く持って授業内容を考えることを意識しました。ボランティアの定義や考え方は様々であり、答えは1つではないため、私たちが今回の授業で伝えたことはあくまでも、私たちが持つ経験の中から話すことの出来るボランティアであるということを高校生にも伝えました。また、グループワークでは高校生にボランティアを身近に感じてもらえるよう、例として高校生が持つ悩みや課題を解決するために出来ることを考えてもらいました。提示した状況に対して、誰かが出来ることだけではなく、自分が出来ることも考えてもらったことにより、ボランティアは自分にも出来ることであると実感してもらえたことが良かったです。」と話しました。

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