[清水]ユニークプロジェクトのワンダフル・マリンアニマルズが「こども病院での水中ロボット実演会」を実施しました

東海大学チャレンジセンター・ユニークプロジェクトのワンダフル・マリンアニマルズが9月6日に静岡県立こども病院(静岡県静岡市)にて「こども病院での水中ロボット実演会」を実施しました。本企画は”静岡県立こども病院に入院中の子どもたち(乳幼児~中学生)を対象に、生き物の面白さを伝え外の世界への興味を持ってもらう”ことを目的に同病院と協力して不定期で開催しています。

当日は41名が参加。保護者と看護師立会いのもと、入院中の子どもたちが参加できるように病院屋上にプールを設置し、プロジェクトで製作したホホジロザメ、ジンベイザメ、キングペンギンなど7種類の水中ロボットの実演とモデルとなった生物の解説を行いました。子どもたちからは積極的に質問がされ、対話を重視した回答を行いました。

保護者の方々からは「バスや新幹線といった大きさがイメージしやすいものをスケールの目安にしていて分かりやすい説明だった。」とお言葉をいただきました。

プロジェクトメンバーの牧田崇寛さん(海洋学部海洋生物学科3年次生)は「自分がこのプロジェクトに参加してからは初のこども病院での実演であり、手探りながら過去の記録を参考に準備を行いました。病院から出ることができない子どもたちと触れ合う貴重な機会であり、生魚が食べられないといった自分が意識していなかった問題が存在することに気づいた場所でした。当日は天気に恵まれたものの、強い日差しは逆に負担となり、まだ見たいといってくれた子どもたちには申し訳ない気持ちになりました。それでも楽しんでもらえたことやたくさんの笑顔は他のイベントで出会う子どもたちと変わらず、とても印象に残っています。」と振り返りました。

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